
十和田の秋
十和田の秋といえば、最初に頭の中に浮かんでくるのが「紅葉」ではないでしょうか。そして、この素敵な紅葉景色を朝から夜まで、太陽の光に合わせて観察していくと全然違う景色が見られるのが一番の醍醐味です。そして、秋に入ると乗馬の季節でもあります。涼しい秋になってくると虫が少なくなってきて、馬の体温も上がりにくいため、馬の集中力が高く、コントロールしやすくなります。十和田の市街地で開催される「秋祭り」は参加者人数が一番多いお祭りで、すごく楽しいです。

秘密な紅葉スポットまで行こう
十和田は八甲田山脈の麓にあるため、ハイキングコースや山道の数が多いです。街の全体のあらゆる場所にインパクトがある紅葉の姿がみることができます。私は秋に来たら、自分の秘密な場所を自然好きな人々に案内しています。紅葉で赤と黄色で染められた自然の中で、温かいコーヒーを飲みながら心身のリラックスできる最高の季節でもあります。

十和田の紅葉シーズンで一番人気があるスポットは蔦沼ではないでしょうか。特に蔦沼の早朝は写真撮りためのベストタイミングです。晴天の場合朝の6:10頃から早朝の光が紅葉に当たって、ものすごく綺麗な景色が見られます。カメラ好きにはたまらないでしょうね。
蔦沼の他に、定番のはやはり奥入瀬渓流です。奥入瀬渓流は大体10月最後の二週間の間にマイカー規制がかかることがあって、観光客の大半は渓流を歩きながら観察します。もちろん、時間の余裕がない場合はシャットバスも使うこともできます。皆さんも是非歩いたり、シャトルバスを使ったりして奥入瀬渓流の紅葉を楽しんでください。
十和田湖の標高がちょっと高いため、紅葉の時期がちょっとずれたりします。十和田湖周辺の観湖台が点在しているので、十和田湖の全体を見れるところがたくさんあります。
市内にももちろん紅葉が訪ねてきます。官庁街通りから始め、市内中心部に点在している公園がスポットになるでしょう。
十和田で乗馬体験
なぜ十和田で乗馬なのと聞いてくる方が多いと思いますが、ここ南部地方一帯は、遠く平安・鎌倉時代から多くの名馬を輩出しており、十和田市でも、藩政時代の文久3年(1863年)に馬市が開催されて以来馬セリで賑わっていました。田畑も集落も少ない大草原で、七戸・六戸・五戸・三戸といった南部馬の大産地に囲まれたこの土地は大量の馬を飼うには最高の土地と考えられ、明治17年には軍馬育成所(後の軍馬補充部)が開設され、馬産地としても知られていました。
そのため、十和田と馬の組み合わせは昔からがあって、こういう歴史的なストーリーがあるところで乗馬するのも一つの貴重な体験ではないでしょうか。

十和田乗馬クラブでは馬の手入れや基本的なスキルを専門のインストラクターさんから丁寧に指してもらい、乗馬しながら秋の十和田を感じるのがとても貴重な体験だと思います。
私は小さい頃から馬を乗ってて、馬の背中にいる時に非常にワクワクします。馬のリズムに自分の動きを合わせて、走り出す時は一番楽しいです。そして、動物の中でも馬はとても繊細な生き物で、馬とコミュニケーションを取る過程は非常に面白いだと思います。
流鏑馬に興味がある方は、十和田乗馬クラブで流鏑馬の体験もできるので、是非是非十和田乗馬倶楽部のHPから。

業者:十和田乗馬倶楽部 HP:http://towada-joba.com/
十和田秋祭り
幕末の三本木開拓時代から始まっていた三本木稲荷神社の秋まつりと、市内各地で行われていた豊作祈願の秋まつりを1949年に集結させ、三本木稲荷神社の例大祭9月9日〜11日にあわせて開催するようになった。
2日目の中日お祭り広場は1971年より始まり、3年後には山車の夜間運行が開催された。
豪華絢爛な山車や勇壮な太鼓車が通りを埋め尽くし、華麗なバチさばきと大音響で感動を誘う。
2023年の秋祭りに来場した人数は15万以上で、十和田が熱狂で燃えます。

秋祭りの夜は花火と屋台ですごいことになります。私はまつりボーイで、今まで色んな祭りに出没してきましたが、その中で十和田の秋祭りの屋台の数と屋台料理の質が本当にTop3に入ります。そして、花火が打ち上げるとともに、祭りの盛り上げがピークになるし、とても楽しいです。
祭りの内容は山車運行、流し踊り、パレードなど色んな要素が入っていて、私が一番好きなのは山車運行です。熱い祭り男や綺麗なお姉さんたちが力合わせで、デカい山車を動かすのを見えるのが楽しいです。
